クルマが通常より厳しい状態で使われた場合、部品の劣化が標準的な使われ方のときと比べ、著しく異なる場合があります。
このような場合に定期点検とは別に、クルマの使われ方に合わせて日産が指定する点検整備項目があります。
次の条件での走行が多い※場合がシビアコンディションに該当します。
さらに以下もシビアコンディションの条件となります。
なお、シビアコンディションに該当する場合、交換時期が以下のように早まります。
詳細についてはメンテナンスノート、点検整備方式をご確認ください。
整備項目 | 交換時期 | 厳しい使われ方の条件 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
A | B | C | D | |||
A/Tフルード交換 (4速A/T車) | 6万km | ○ | - | ○ | - | |
デファレンシャルオイル交換 | 6万km | ○ | - | ○ | - | |
エアクリーナーエレメント交換 ({ }内はラフェスタハイウェイスター(B35)) | 3万km {2.5万km} | ○ | - | ○ | - | |
エンジンオイル交換※1 | ガソリン車ターボ付き | 6ヶ月/5000km | ○ | - | ○ | ○ |
ガソリン車ターボなし | 6ヶ月/7500km | ○ | - | ○ | ○ | |
LPG車 | 6ヶ月/7500km | ○ | - | ○ | ○ | |
エンジンオイルフィルター交換 | ガソリン車ターボ付き | 6ヶ月/5000km | ○ | - | ○ | ○ |
ガソリン車ターボなし | 6ヶ月/7500km | ○ | - | ○ | ○ | |
LPG車 | 6ヶ月/7500km | ○ | - | ○ | ○ |
<参考>
シビアコンディションの条件「B:走行距離が多い」については、エンジンオイルやエアクリーナーエレメントなど、定期交換が必要な部品の交換時期が早まることはありません。
(定期交換部品に対しては、シビアコンディションの条件とみなしておりません)
ただし、点検整備時期が早まる点検項目はございます。
詳細についてはメンテナンスノートを参照してください。
<例>
通常の使用において設定されているエンジンオイルの交換時期は、ガソリン車、ターボなしの場合、1年または走行距離15,000kmの、どちらか早く到達した時点です。
1ヶ月に5,000km走行される方は、通常使用の交換時期を適用しても3ヶ月で交換時期が来ることになるので、シビアコンディションの適用は不要です。