低速時はモーターのほうがエネルギー効率がよいため、車を発進させるときは極力モーターを利用したほうが燃費に有利です。

• ブレーキを離してすぐにアクセルオンではなく、最初のひと転がりはモーターで。
• その後は、ふんわりアクセルで、できるだけモーターで加速。

ハイブリッド車はエンジンで走行しながら、同時にモーター走行するための電池を充電する事ができます。
エンジンの燃費効率の良い1500rpm～2000rpmで走るのが燃費をよくするコツです。

• 1500rpm～2000rpmを意識して走る。
• パタパタアクセルは控える。走行中、アクセルをできるだけ一定に保ち、パタパタ踏み込まないようにしましょう。

ちょっとした陸橋の登り降りも、意識するとしないでは大きく違います。
頂上の手前でアクセルを離せばモーターで駆動し、下り坂ではエネルギーをバッテリーに充電することができます。
(エネルギーをバッテリーに蓄えることは、燃費のみならず、次回の加速性能も良くできます。)

• 坂の頂上手前からアクセルをオフにして、頂上は惰性で走る。
• 下り坂ではアクセルオフ、または軽いブレーキングでエネルギーをバッテリーに充電する。

高速道路を走っているときも、アクセルを少し戻すとモーター走行になります。
そこで必要なのが、少し巧みなアクセルワークです。
アクセルペダルをやや戻す達人の技に挑戦してみてください。
窓を全閉・こまめなタイヤの空気圧チェック・トランクに不要なものは積まないようにするだけでも燃費は違います。

• ｢チョイ戻しアクセル※｣で、できるだけモーターで走る。
  ※ アクセルペダルをやや戻しながらエンジンを停止させる技です。
• エンジンがかかっても、アクセルは一定に。エンジンで走りながら賢く充電します。

エネルギー回生はハイブリッドの最大の特徴です。
早めにアクセルを戻して、ふんわりとブレーキを踏むと最も効率よくエネルギー回生をすることができます。
(強めにブレーキを踏むと、メカブレーキが作動しせっかくの運動エネルギーが熱として捨てられてしまいます。)

• ｢早めのアクセルオフ｣と｢ふんわりブレーキ｣がエネルギー回生のコツ。
• 強めのブレーキは避ける。