NT100クリッパー(2019/09～・YA0型) ハイビームアシストについて教えて。(概要・設定時期・Q&A)
回答
| 概要 | 設定時期 | Q&A |
概要
フロントガラス上部に設置されたステレオカメラで、先行車または対向車の有無や周辺の明るさなどを検知し、ヘッドライトのハイビーム(上向き)とロービーム(下向き)を自動で切り替えます。
ハイビームでの走行頻度を高めることで、歩行者を早期に発見できるようにするなど、安全運転をサポートします。
先行車や対向車を検知した場合には自動でロービームに切り替わり、手動で切り替えるわずらわしさを軽減します。
作動方法
ライトスイッチが『AUTO』の位置で、ヘッドランプが点灯した状態のときにライトスイッチレバーを車両前方に押します。
※メーター内のハイビームアシスト作動表示灯(緑色)
が点灯します。
ロービームからハイビームへ切り替わるタイミング
以下の条件をすべて満たすとハイビームへ自動で切り替わります。
- 車速が30km/h以上で走行しているとき
- 車両前方が暗いと認識したとき
- 車両前方に対向車、または先行車が存在しないと認識したとき
ハイビームからロービームへ切り替わるタイミング
以下の条件のいずれかのときはロービームへ自動で切り替わります。
- 車速が25km/h以下で走行しているとき
- 車両前方が明るいと認識したとき
- 車両前方に対向車、または先行車が存在していると認識したとき
設定時期
| 型式 | 設定時期 | 適用 |
| YA0 | 2019(令和元)年9月 一部仕様変更 ～ | 一部グレードのみ標準装備 |
Q&A
Q1. ハイビームアシストは具体的には対向車の何を検知しているのか
フロントガラス上部に設置されたステレオカメラで以下を検知してハイビームアシストコントロールしています。
- 周囲の明るさを検知(街灯の有無により市街地/郊外を判断)
- 対向車のヘッドランプを検知
- 前走車のリヤコンビランプを検知
Q2. ハイビームアシストは、ヘッドランプ点灯で自動的にハイビームアシストの設定がONになるのか
ヘッドランプが点灯しただけでは、ハイビームアシストの設定はONになりません。
ヘッドライトスイッチが「AUTO」の位置でかつヘッドランプが点灯した状態のときにライトスイッチレバーを車両前方に押すと作動します。
Q3. ハイビームアシストのON/OFFスイッチはあるか
ハイビームアシスト自体をON/OFFするスイッチはありません。