日産では、クルマの塗装(とそう)を「下塗り(したぬり)・中塗り(なかぬり)・上塗り(うわぬり)」の3回行っています。
はじめに塗装(とそう)前にクルマの表面についた細かいホコリや油を洗浄(せんじょう)してから、下塗りとして、クルマがさびないように特殊(とくしゅ)な塗料(とりょう)に丸ごとひたす「電着塗装(でんちゃくとそう)」を行います。
次に、ロボットを使ってきれいな塗装(とそう)をシャワーのように吹き付けて(ふきつけて)、下地の「中塗り塗装(なかぬりとそう)」と、仕上げにお客さまが目にする赤や青などの色を塗る「上塗り塗装(うわぬりとそう)」をします。
<参考>
塗装の厚さはわずか0.1mmで、美しいクルマにするために役目の違う塗料(とりょう)が何層(なんそう)にも重なっています。
何度も塗り(ぬり)重ねることで色があせたり、さびつくことを防ぐ(ふせぐ)ことができます。