DPFとは | PM燃焼(DPF手動再生)手順 | PM燃焼(DPF手動再生)の中断 | 注意 |
DPFは、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるPM(粒子状物質)を捕集し、除去を行うシステムです。
通常走行中はDPFで捕集したPMは自動的に燃焼処理されますが、下記のような低速で短距離の走行が繰り返されるような場合には、DPF内のPMが自動で燃焼されないことがあります。
このような場合はPMの自動処理が難しくなり、メーター内のDPF警告灯が点灯したり、インストルメントパネルにある「DPF手動再生スイッチ兼ランプ」が点滅しやすくなります。(異常ではありません。)
DPFランプが点灯した場合は、手動でPM燃焼(DPF手動再生)を行ってください。
なお、PM燃焼(DPF手動再生)処理後でも上記のような低速での短距離走行を継続すると、100km以内の走行間隔でDPFランプが再点灯を繰り返す場合があります。(異常ではありません。)
DPF警告灯が点灯、DPF手動再生スイッチ兼ランプが点滅した場合は、手動でPM燃焼(DPF手動再生)を行ってください。
DPF警告灯が点灯しても直ちに問題はありませんので、安全な場所に移動の上、手動PM燃焼(DPF手動再生)処理を開始してください。
DPF警告灯 | DPF手動再生スイッチ兼ランプ |
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PM燃焼(DPF手動再生)処理は風通しの良い屋外の広い場所で行ってください。
排気ガスを吸い一酸化炭素中毒になるおそれがあり、危険です。
また、PM燃焼(DPF手動再生)処理中は高温の排気ガスが排出されます。
周囲に人がいないこと、枯れ草、紙、木材、油などの燃えやすいものがないことを確認してください。
DPF手動再生スイッチ兼ランプを押すとランプが点滅から点灯に変わります。
エンジンの回転数が上がり、PM燃焼(DPF手動再生)処理が始まります。
<手動再生終了>
約20分※経過すると自動的に終了します。