リーフの一部のグレードにはソーラーセルモジュール付きのリヤルーフスポイラーが標準装備されています。
リヤルーフスポイラーの上部に付いているソーラーセルモジュールは、駐停車中に12Vバッテリーに補充電するための太陽電池です。
リーフは12Vバッテリーの電力をナビやEV-ITシステムに使用しています。
ソーラーセルモジュールは、時間をかけて行う充電なので、バッテリーには非常に優しい補充電です。
発電量に応じて12Vバッテリーを充電するため、ソーラーセルモジュールを装着すると12Vバッテリーがあがりにくくなります。
ソーラーセルモジュールは晴天時で約2W程度発電します。(2W=21インチ程度のTV、炊飯器などの待機電力と同等程度)
ソーラーセルモジュールは、12Vバッテリーへの補充電を目的としています。
走行用のリチウムイオンバッテリーは容量が非常に大きく、リヤスポイラーの面積では十分に発電できないため、
リチウムイオンバッテリーには充電できません。
ソーラーセルモジュールを正常に機能させるため、定期的に他の外装部品と同じように汚れを落としてください。
から拭きやコンパウンド(研磨剤)入りのワックスをかけないでください。
Q1. ソーラーセルモジュールはいつ作動するのか
12Vバッテリーの状態に応じて充電を行なう仕組みで、主にパワースイッチOFFで光があたっている時に作動します。
また、パワースイッチON時でも充電が行なわれる場合があります。
Q2. ソーラーセルモジュールを付けるメリットは何か
リーフには走行用バッテリーから12Vバッテリーへの補充電機能もありますが、走行用バッテリーから12Vバッテリーへ補充電すると
わずかですが、走行用バッテリーの電力を消費します。
少しでも航続距離を長くするためには、ソーラーセルモジュールをお勧めいたします。