概要 | 設定時期 | 設定可能車速 | 注意事項 |
プロパイロットは高速道路、または自動車専用道路での渋滞や長時間走行などのシーンでドライバーの運転をサポートをする走行支援システムです。
クルマに搭載しているレーダーやカメラで先行車や周囲の状況を検知します。
車速が30km/h以上で走行中にSET-スイッチを押すと、その速度でプロパイロット制御を開始します。
また、ステアリングスイッチの操作で任意の速度を設定することも可能です。
先行車がいないときはアクセルを自動でコントロールし、ドライバーが設定した車速内で走行します。
先行車がいるときはドライバーが設定した車速を上限に、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行します。
車線の中央付近を走るようステアリングを制御してハンドル操作を支援します。
2020(令和2)年1月一部仕様変更時、プロパイロットにミリ波レーダーを採用しました。
レーダセンサーとフロントカメラの両方で先行車の有無、および先行車との距離などを検知できるようになったことで、プロパイロット機能が向上しました。
なお、一部仕様変更前のクルマにシステムの書き換え対応はできません。
2017年6月 マイナーチェンジ ~ 2020年1月 一部仕様変更 | → | 2020年1月 一部仕様変更 ~ 2022年11月 販売終了 |
下り坂では設定車速より加速してしまう | ブレーキ制御技術を向上させて下り坂でも設定車速を保持する | |
ブレーキの感覚にやや違和感がある | 熟練ドライバーのブレーキ操作を模して自然に減速する | |
車線の中央を忠実にキープする | トラックなど大型車を追い越す際の走行位置を調整する | |
設定車速は100km/hまで | 新東名高速の制限速度が120km/hに引き上げられるのに対応し、設定車速は120km/hまで | |
追い越し時に加速するにはドライバーによる操作が必要 | ドライバーがウインカーを入れてステアリングを操作すると、追い越しを認識し設定車速内で加速する | |
車間距離設定はプロパイロットONで「長」に戻る | 車間距離設定をイグニッションOFFするまで保持する |
型式 | 設定時期 | 適用 |
HT32 T32 |
2020(令和2)年1月 一部仕様変更 ~ 2022(令和4)年11月 販売終了 | 一部グレードのみ標準装備 |
2017(平成29)年6月 マイナーチェンジ ~ 2020(令和2)年1月 一部仕様変更 | 全車メーカーオプションのみ |
車速30~135km/hの範囲で速度設定ができます。
なお、メーター表示で135km/hまで設定できますが、メーター誤差を考慮したもので実際の速度は120km/h以下となります。
車速30~115km/hの範囲で速度設定ができます。
なお、メーター表示で115km/hまで設定できますが、メーター誤差を考慮したもので実際の速度は100km/h以下となります。
プロパイロットは、検知しない障害物や正しくシステムが作動しない場合があります。
詳細は車両取扱説明書の「プロパイロットに関する注意事項」をご確認ください。
ガソリン車:(日産公式サイト) 取扱説明書 / 簡単早わかりガイド
ハイブリッド車:(日産公式サイト) 取扱説明書 / 簡単早わかりガイド