インテリジェント エマージェンシーブレーキは、前方のクルマや歩行者と衝突の恐れがあるとき、警報とブレーキにより運転者の衝突回避操作を支援します。
フロントガラス上部のマルチセンシングフロントカメラにより前方のクルマや歩行者を検知します。
衝突する恐れがあると、警報とともにアドバンスドドライブアシストディスプレイのインテリジェント エマージェンシーブレーキ表示(接近通報表示)がオレンジ色に点滅します。
運転者の衝突回避操作が不十分で、衝突の危険性が高まったときには、アドバンスドドライブアシストディスプレイのインテリジェント エマージェンシーブレーキ表示が赤色の緊急警報表示になり、警報とともに軽いブレーキがかかります。
さらに衝突の危険性が高まったときには、衝突の直前に強いブレーキがかかります。
設定時期 | 検知物・作動条件 | カメラの位置 |
メーター表示 | ON/OFF設定方法 | 注意事項 |
型式 | 設定時期 | 適用※ |
C27 | 2016(平成28)年8月 フルモデルチェンジ ~ 2019(令和元)年8月 マイナーチェンジ | 全車標準装備 |
HC27 | 2018(平成30)年3月 追加車「e-POWER車」 ~ 2019(令和元)年8月 マイナーチェンジ | 全車標準装備 |
クルマと歩行者を検知します。
移動車両 | 停止車両 | 歩行者 |
約10~80km/h | 約10~80km/h | 約10~60km/h |
フロントガラス上部に設置しています。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ表示 | |
![]() 接近警報表示(オレンジ色) |
![]() 緊急警報表示(赤色) |
スイッチで設定する場合は、インテリジェント エマージェンシーブレーキ/踏み間違い衝突防止アシストスイッチを押すごとにON/OFFの切り替えができます。
アドバンスドドライブアシストディスプレイで設定する場合は、[設定] > [運転支援システム] > [エマージェンシーブレーキ]を選択するとON/OFFの切り替えができます。
設定をOFFにするとシステムが停止し、インテリジェント エマージェンシーブレーキ/踏み間違い衝突防止アシスト警告灯が点灯します。
インテリジェント エマージェンシーブレーキは、検知しない障害物や正しくシステムが作動しない場合があります。
詳細は車両取扱説明書をご確認ください。
(PDF) インテリジェント エマージェンシーブレーキに関する注意事項(2018/03~2019/08)